eTA申請・渡航前に確認すべき重要ポイント

eTAを申請する際は、パスポート情報と完全に一致していることを3度確認してください。名前の順番、アクセント・記号、ハイフン、生年月日、そして特にパスポート番号（例：Oと0、Iと1の誤りが多い）に注意しましょう。
eTAは特定のパスポートにのみ紐づけされるため、パスポートを更新・変更した場合は新たにeTAを取得する必要があります。

使用するのは通常の国籍パスポートであり、難民用や渡航文書などは通常認められません（特別に許可されている場合を除く）。子どもを含むすべての旅行者が個別にeTAを取得する必要があります。

eTAの承認メールや申請番号は保存しておきましょう。航空会社のスタッフに確認を求められた場合に備え、スクリーンショットやPDFをスマートフォンに保存しておくと便利です。

また、カナダを経由する空路での乗り継ぎがある場合、最終目的地が他国でもeTAは必要になりますのでご注意ください。

搭乗前のチェックリスト

• 航空券の予約名がパスポートと完全に一致しているかを確認。

• eTAを申請した同じパスポートを必ず使用。

• 有効期限が切れたパスポートや一時的なパスポートでの搭乗は不可。

• 航空会社がeTAを見つけられない場合、番号の入力ミスやパスポートの種類の違いが原因のことが多く、事前に修正しておくことが大切です。

注意：持ち込み禁止物にも要注意です。 食品・植物・動物製品の一部は申告が必要で、たとえ合法な国があっても、大麻はカナダの国境を越えて持ち込むことは禁止されています。

カナダ到着後のポイント

eTAを取得していても、入国の最終判断はカナダ国境サービス庁（CBSA）の審査官が行います。次のような書類を求められることがありますので、準備しておきましょう：

• 帰国または次の目的地への航空券

• 宿泊先の情報

• 滞在中の資金証明

滞在可能期間は通常最大6か月ですが、個別に異なる場合があるため、入国時に確認し、出国期限を忘れないようリマインダーを設定しておくのがおすすめです。

また、国内線への乗り継ぎがある場合は余裕を持ったスケジュールで。入国審査 → 荷物受け取り → 税関通過 → 再チェックイン → 保安検査…と時間がかかる場合があります。タイトな乗り継ぎ時間はトラブルの元になるため注意しましょう。